ファクタリングを検討しているお客様の中で、「翌月の大きい入金が個人事業主からのもの」という場合があります。

そもそもですが売掛先が個人事業主の債権はファクタリング可能なのでしょうか。当記事で解説します。

売掛先が個人事業主の債権はファクタリング可能か

法的に売掛先が個人事業主のものを買えないということはありません。

しかし現実はというと、ファクタリング会社が審査を行う上で「売掛先がある程度の事業規模を有している」という部分を加味しているところが多く、そうなると結局法人化していない個人事業主の債権買取は難しいとの結論になってしまいます。

また、売掛債権を購入する際には、売掛先の住所や氏名を明確に特定し、契約書に記載しなければなりません(どこの誰との、どの契約に基づいて発生した売掛債権を購入するのかを明確に書かないと、単なる貸金ではないかという論争になりかねません)。

売掛先が法人であれば法人登記されているため、会社名、登記住所等を客観的な資料にて特定できますが、小規模の個人事業主の場合は、売掛先がどこの誰かを特定するための客観的な資料を取得することが難しく、また特定できたとしても、住所変更になった際に探すのが難しかったり、電話番号が変わってしまい連絡が取れなくなったりする可能性もあり、やはり法人よりも購入のリスクは高まります。

以上のことから、売掛先が個人事業主の債権というのは購入の難易度が非常に高く、最初から買取しないと定めているファクタリング会社も存在します。

弊社も原則売掛先が個人事業主の債権は購入しておりませんが、唯一札幌市内に限り買取ができる可能性もあるため、依頼を受け付けております。

もし札幌市内の方で該当する方がいらっしゃれば、一度お問い合わせを頂ければと思います。

真摯に対応させて頂きます。